美容学校を卒業後、渡米しニューヨークの美容室で美容師として勤務していました。
お客様の反応を直に感じることができる美容師はサービス精神旺盛な自分にとっては天職でしたが、家族が大病を患い日本に戻ることを余儀なくされました。
看病が落ち着き自分の第２の人生を考えたとき新しい世界に挑戦してみたいと思いました。
美容師時代にエンジニアのお客様から仕事の話を聞くことが多く、その時の楽しそうな表情が印象的で自分も仲間に加わりたいと強く思いエンジニアを目指しました。

ハローワークでは様々な会社の紹介を受けましたが、その中でラルゴが目に留まったのはホームページに掲載されていた林社長の言葉です。
「モノ造りについて、作る側の気持ちや感覚に対する配慮と同時に、それと同じくらいに使う側の気持ちも大切にしたい」と書かれていました。
それは前職で美容師としてお客様に喜んでいただくことを大切にしていた私の考えと一致するものでした。共感し感銘を受けました。
入社し、数年経った今も自分の中で社長のメッセージは響いていて、軸のようなものになっています。

たくさんの想像力を必要とするところがこの仕事の面白い部分です。
私の思う想像力とは、システムを使う方の気持ちを考えることです。
「こうしたら使いやすいかな」「こういう機能があったらいいんじゃないか」等、アイデアを模索しながら作り上げることが、非常に面白い点だと思います。
新しい現場に入る前には、事前にそれぞれの業界用語や業界知識を調べるようにしています
システムはどの業界にもあるものなので、システムを通して様々な業界に触れることが出来る点もとても楽しいです。

現在は企業の物流システム全般の開発、機能改修に携わっております。
設計から実装、テストまでの一連の業務をグループワークで行っています。
私はその中でフロントエンド部分を担当し、受注画面の送受信や配置、内部ロジックなど設計からテストまで単独で作りました。
まだキャリア的に浅いのですが、いろいろ任せてもらえる現在の環境はありがたいと感じています。同じチームにいる先輩も細かくサポートしてくださるので感謝しています。

自分のスキルを高めるため基本情報技術者試験の勉強をしています。
元々勉強は苦手なのですが、覚えたことがリアルに業務で役に立つので学生時代より集中して学習出来ています。
また、私は元来せっかちな性格で、時々それが原因で失敗することがあったのですが、自分の性格の欠点を認識し1度落ち着いて考えることを意識するようにしました。
自分の性格を把握して上手くコントロールしていくことで、様々な部分でパフォーマンスが上がりました。
技術スキルを高めることはもちろんですが、合わせて内面部分の研鑽も大切であると感じました。

今年からOJTで後輩が職場に来ました。
過去の自分と擦り合わせながらアドバイスするようにしています。なるべく自分が経験した悩みやつまずいた部分は伝えるようにしています。
同じ現場にいる上司が、常にチームの筆頭として旗振りをしてくれている姿を見ていて非常に良い影響を受けています。
自分自身も人間として、またエンジニアとして研鑽し、そのようなポジションを任されるようになりたいです。